ある日の早朝、JR高崎線高崎駅に編集部が取材のため到着した。西口に出るとまばとゆいほどの太陽に出迎えられた。都心ではなかなか感じられない暖かい光に、九州出身の編集部としてはどこか懐かしいような気持ちになり元気をもらった。この日の取材地は、高島屋のある交差点からほど近い場所にあるヘアサロン「Minority(マイノリティ)」だ。店内は、カット面に幅を持たせたゆとりある空間となっており、ふんだんに配置された植物が印象的である。また、シャンプー台はCDラックのパーテーションで外からの視界が遮られておりオーナーの遊び心と心配りが感じられる。
Minority」=「少数派」という意味があるが、編集部が見てきたヘアサロンとは違って確かに「少数派」な部分が感じられる。例えば、ゆっくり、慌てず施術することを信条としており、完全予約制を採用している。誤解を恐れずにいうと、スタイリストも人間なのだから(本来プロとしてあってはいけないことではあるが......)、一人で多くのお客様を時間に追われて施術すると、ミスが出る可能性は否定できないのである(通常、一人のスタイリストで3人~5人程度は対応できるように日々訓練しているのでご安心ください)。しかし、一人のお客様に対し、熟練のスタイリストが時間をかけたカウンセリングで、骨格、毛流れを把握し、丁寧な施術を行えばミスは出ないといわれる。「Minority(マイノリティ)」では、同時に多くのお客様を対応することをしないためミスが出ないといわれる数少ないヘアサロンなのである。
また、おしつけがましい提案や、押し売りはしないときっぱり言い切るオーナーも編集部の経験からは、「少数派」だ。ただし、お客様の要望にはとことん耳を傾け、完全予約制というお客様だけのための時間で、オーナー自らがお客様のなりたいスタイルへと近づけてくれるので、是非わがままを言ってみてはいかがでしょうか。